秋の木の実と鳥たち

真っ赤に紅葉したナツハゼが、今日の冷たい風で一枚また一枚と葉を落としていきます。 窓の近くを彩っていたので、道草マーケットの頃まで残っていたらいいなと思っていましたが、あと数日ですっかり落葉してしまうかもしれません。 メジロがこのナツハゼの黒い実をちょっとついばんでいましたが、あまり好きではないらしく、すぐにお隣の家の柿の木に飛んでいき、せっせと柿の実をつついていました。

この季節、庭でも小さな野鳥を見られることがあって嬉しいです。 先週から、ヤマガラが毎日のようにエゴノキの実を食べにきています。 お腹が赤褐色のきれいな鳥です。 「ギーギー」という鳴き声で、すぐに分かります。 そっと見ていると、エゴノキの堅い実を器用に両方の脚ではさんで、コンコンコンと音を立ててくちばしでつつき、殻を割って中身を食べています。 必ず2羽一緒にやってきて、15分くらい繰り返し食べては去っていきます。 もうすぐ食べ尽くしてしまうので、こうして姿を見られるのも2週間くらいの間だけです。 「ギーギー」という声だけが冬の間も聴こえています。

今週はいつも通り、木・金・土曜日に常設の展示で営業しています。 お店に来ていただいた時に、ちょうど鳥が飛んできてくれたらいいですね。

Category: 庭の草木

道草マーケット・津村里佳さん

津村里佳さんといえば、ガラスドームを思い浮かべる方が多いかもしれません。 いちばん小さなものは直径5cmのミニサイズから、ホールケーキにかぶせる大きなものまで、大小様々なガラスドームを「道草マーケット」にも届けてくれます。
津村さんのガラス作りには、お料理の得意なお母様の影響がとても大きいのだそうです。 子供の頃からお母さんが焼いてくれたホールのケーキ、そのためのケーキドームを早く作れるようになりたいと思うようになったのは、とても自然なことだったようです。 ガラスの学校で学ばれてからのち、ガラスの制作活動と並行して、3年間料理教室のアシスタントを勤められた経験も今に生かされています。 料理と器の関係、人とのつながり、手仕事から生み出されるものの凄さ、いろんなことをここで学んだそうです。 

道草マーケット・三人展」では、春にご紹介して大好評だった花器「ハナドキ」、展示会の時にだけ作られることの多いグラスやサラダボールなどの器、新作のモビールなどもご覧いただきます。 写真の「テマリ」は5~6cmのガラスの球。 糸がついていてオーナメントにもなり、テーブルにころんと置いておくだけでも楽しめます。 キャンドルのそばに置き、光に照らされると、とてもきれいです。 

津村さんは、11月9日(水)・10(木)にお店に来て下さいます。 私が前回お会いした時は、頭のてっぺんでおだんごにした髪型が、ガラスドームとお揃いみたいな感じで可愛らしかった津村さん、今はどんな髪型になっているかな。

津村里佳 「テマリ」 (大) 径 約6cm ¥3,990- ・ (小) 径 約4.5cm ¥3,360-

Category: ガラス | Tag:

道草マーケット・サノアイさん

サノアイさんのつくる木の小物は、どれも可愛いです。 これだけ次々と楽しい小物を作り出せる木工作家の方って、そんなにいないのではないかなと思っています。 サノさんの作る木のお皿もとても素敵ですが、今回の 「道草マーケット・三人展」では、お皿は陶器の小澤さんにお任せして、サノさんにはいろいろな小物を作っていただきました。 シュガーポット、バターケース、スプーン、茶さじ、オルゴール等、初めてご覧いただくものもたくさんあります。
「小物はお皿よりも常識の枠、自分の枠をとっぱらえるので、実に自由に考えて作ってます。 お皿はさりげないものがいいですけど、小物はなるべくたくさん遊び心を取り入れたいと思ってます。 」
そうですね、この屋根のような形の蓋のついたシュガーポットも遊び心がいっぱいです。 思い描くものへと手を動かし、本当に長い時間をかけて「一球入魂精神で」 作り出されるものばかり。 その一球入魂!の作品を受け止めに、ぜひたくさんの方にお出掛けいただきたいと思っています。 サノさんは、初日の11月3日(祝・木)にお店にいらっしゃいます。

シュガーポット(小)  径 6cm×高さ 約6.5cm ¥5,800-  

Category: 木工 | Tag:

道草マーケット・小澤基晴さん

小澤基晴さんの器を、秋にたくさん並べてご紹介できたらいいだろうなと、ずっと前から思っていました。 いい色ですねと、お客様に言っていただくことの多い、深々としたきれいな色の器です。 北欧の食器を思わせるようでもあり、和の食卓にもしっくりとくる、出番の多い器ばかりです。 「道草マーケット・三人展」では、写真のブロンズ釉のものを中心に、鉄赤との掛け分けのもの、粉引のものなど、新作も含めてたくさんの器をご覧いただきます。
ぜひ花入れになるものをというリクエストに応えて作って下さった水差しは、ご覧のような素敵なものが届きました。もう少し小ぶりのものも作って下さったそうなので、とても楽しみです。

小澤さんが5月に初めてお店に来て下さった時に、今回一緒に出展されるサノさんと津村さんの作品をじっくりとご覧になっていたことがとても印象的でした。 誠実なお人柄を感じました。 ご本人は、いやそんなことはないと言われるかもしれないけれども。 きっと、三人の作品が寄り添うような、そんな展示になるでしょう。

小澤さんは、10月から11月にかけて西へ東へ大移動の忙しさ。 今週末の10/29・30は、大阪・境の「灯し人の集い」、11/3(祝・木)に岐阜のご自宅からから東京・百草の庭の「道草マーケット」の初日に来て下さり(ありがたい..)、11/5・6には、愛知県常滑で行われる「クラトコ」に出展されるそうです。 皆さま、ぜひお近くの会場へ! 小澤さんの器を手にとってご覧下さい。

小澤基晴  ブロンズ釉 しのぎ水差し ¥12,600- ・ しのぎ盛り鉢 ¥5,775-

Category: 陶磁器 | Tag:

「道草マーケット」のお知らせ

道草マーケット・三人展

11月3日(祝)~12日(土) 11:00~17:00  ※7(月)・8(火)はお休みします。

小澤 基晴(陶器)    11/3(祝)在廊
津村 里佳(ガラス)  11/9(水)・10(木)在廊
サノ アイ(木の小物) 11/3(祝)在廊

深まる秋にぴったりの温かな色、シンプルで美しい形の小澤基晴さんの器。若々しく凛とした津村里佳さんのガラス。 語り出すようなサノアイさんの木の小物。 寄り添うように並び、楽しい展示になると思います。 それぞれの素材の魅力を感じていただけたら嬉しいです。
小澤基晴さんとサノアイさんは初日の11/3(祝)に、津村里佳さんは11/9(水)・10日(木)にお店にいらっしゃいます。 ぜひ3人に、その作品に会いにいらして下さい。

会期中、11/3(祝)に季節のおやつ ミズタマさんのマロンクリームと焼き菓子が、11/9(水)にもりのにわさんの天然酵母のパンが届きます。 どうぞお楽しみに。

※ DMをご希望の方にはお送り致します。 「お問い合わせ」のフォームよりお知らせ下さい。

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ホトトギスの花と実

秋の盆栽フェアは終了致しました。 期間中には、初めて盆栽を買われるという方や、数えきれないほどの盆栽を育てているという方、いろいろな方とお話することができて、楽しい時間でした。 ありがとうございました。
今週と来週は、常設の展示でご来店をお待ちしています。

ホトトギスが、夏の終わりからずっと、たくさんの花を咲かせて庭の小道を縁取っています。
10年くらい前に、花屋さんでこのホトトギスの鉢植えを見つけて、きれいな花だなぁと思って買って帰り、その頃住んでいた家の小さなテラスで育てていました。 7年ほど前に、そのひと株をこの庭に植えたら、こぼれ種でどんどん増えていき、今ではこの時期の庭になくてはならない花になっています。 あちこちに種が飛んで、いくらでも増えてしまうので、困っているくらいです。
思えば、私が山野草に興味を持つようになったのは、このホトトギスの鉢植えを買ってからのことなのです。

Category: 庭の草木

12月の展示「冬の日の過ごし方」のお知らせ

「冬の日の過ごし方」展
12月1日(木)~17(土)の木・金・土曜日 11:00~17:00

TETOTE (手刺繍の布小物)  ・ 平野日奈子 (陶器)

少し先のお知らせですが、今年は12月にも楽しい展示を企画しています。
TETOTEの藤武秀幸・美輪さんと平野日奈子さんの作品を中心に、冬の日に小さな楽しみを運んでくれるもの達を展示します。
TETOTEの新作のポットカバーや手紙帖の他、制作をお願いしていた「湯たんぽカバー」もお目見えします。 また、布張り小箱「TUTU」、ポーチ「小さな船」、「つぼみ巾着」など、刺繍×布×革を素材にしたお二人の作品の世界をじっくりとご覧いただける機会です。
平野日奈子さんは、ぬくもりを感じる粉引のお皿やマグカップ、大きなスープカップの他、粉引以外の器もいろいろと。 きっと温かな気持ちになるような器たちを届けて下さるでしょう。

また、「冬の日の過ごし方」展に合わせて、百草の庭おすすめのもの達がたくさん集まります。
さこう ゆうこ  ヒヤシンスポット・ガラスのオーナメント
柴崎 智香   鍛鉄の燭台
トモタケ    泥染めのクリスマスオーナメント
増田 由季子 冬のリース
Tette.    シュトーレンと自家製酵母のパン  ….etc.  ぜひお出掛け下さい。

平野日奈子 粉引のマグカップ ¥2,840-

 

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平野日奈子さんの「道草花器」

先日の庭だよりをご覧になって、印象に残っていた方も多いことでしょう。 この秋からご紹介の始まった、 岐阜県多治見市で制作される平野日奈子さんの「道草花器」です。
クラフト展で、この花器を初めて見たとき、それはもう、ぐっときたのでした。 そして「道草花器」という名前を知って、もっと好きになりました。  きっとこの花入れは、植物の好きな平野さんの日常から生まれたものなのでしょう。 先日、平野さんから届いた納品のダンボール箱の中の手紙には、小さな実が添えられていました。

蓋と筒に分かれていて、蓋には、1つ (時々2つだったり5つだったり) 小さな穴があいていて、細い草1本でも留まるように作られています。 小さな木の実を蓋にのせて、脇に置いてみたり、いろんな風に楽しんでみて下さい。
赤土の生地に、山の白い原土をかけて作られた粉引きの器です。 ところどころに土の中に含まれる鉄分が浮き上がり、なんとも言えず素朴で力強い風合いです。 この他に、平野さんのマグカップ、スープカップ、蓋物、小皿、こけのり船などが入荷しました。 「こけのり船」ってなに…? ぜひ見にいらして下さいね!

平野日奈子 「道草花器」 高さ 9cm前後・ 蓋の径 約5.5cm  ¥3,150-

Category: 陶磁器 | Tag:

増田由希子さんのワイヤー花器 「メリーゴーランド」

F+studio・増田由希子さんのワイヤー花器のお取り扱いが始まりました。
「メリーゴーランド」 と名付けられたこの花器は、風が通ると軽やかにくるくると揺れて、とても楽しい眺めです。
増田由希子さんは、フラワーコーディネーターとしてもう長いことお仕事をされています。 独立されてから12年、『花時間』などの雑誌で素敵なブーケやお花のあしらいをご覧になっている方もいらっしゃるかもしれませんね。 ワイヤーは、花の仕事ではよく使う身近な素材であり、試験管を中に留めたリースを作ってみたりしているうちに、ワイヤー花器が生まれたのだそうです。 この「メリーゴーランド」は、ワイヤー花器の中でもいちばん始めに作られたものだとか。

お花でなくても、いろいろな葉を入れるだけでも素敵だし、アイビーなどの蔓をからめるのもいいですよ、と増田さんが教えてくれました。 5つのグラスのうちの2,3個に緑を入れるだけでもとてもきれいです。 どの葉っぱを入れようかな、と葉の形に注目して庭の草を眺めると、これもまた新鮮でした。
この他、「泡々花器」 「Sabi花器」 「試験管の花器」の4種類が入荷しています。 11月には、増田さんの冬のリースも登場します。 どうぞお楽しみに。

増田由希子  ワイヤー花器「メリーゴーランド」  上部の輪の径 約13cm × 高さ 約27cm  ¥3,990-

Category: 金属・アクセサリー・時計 | Tag:

秋の盆栽フェアが始まります

秋の盆栽フェア
10月 6(木)・7(金)・8(土)・13(木)・14(金)・15(土) 11:00~16:00

明日から、秋の盆栽フェアが始まります。 初めての方にも親しんでいただけるような、作り込んでいない自然な感じの盆栽達です。
ソロの葉がうっすらと紅葉し始めています。 こういうちょっと地味だけど、葉を見て楽しめる盆栽は、お薦めです。 落葉して冬を越し、また春に芽吹いたときは、本当に可愛く感じられます。 ソロの新芽は、赤みを帯びてとてもきれいです。

こちらは、樹高6cmほどのツツジ「ミヤマキリシマ」です。 こんもりと苔が張られて、丘の上にある木みたいですね。 深山霧島(ミヤマキリシマ) は、九州各地の高山に自生する美しいツツジなのだそうです。

今回届いた中で、いちばんのおチビさんは、このツゲの豆盆栽。 樹高4.5cm、手のひらにちょこんと載るくらいの大きさです。 右は米ツガ、奥は夏ハゼです。 この他、カエデ、ヤツデ、コマユミ、五葉松、モミの木など小さな盆栽がたくさん。 少し大きめの盆栽は、モミジ、オモダカ、イボタ、イチョウ、キンズ、姫サカキなどが届いています。
いつもの器や雑貨に加えて、盆栽が並び、明日はTette.さんのパンも届きます。 ちょっと欲ばって盛りだくさんな感じの店内になりそうです。 ご来店お待ちしています。

ソロのミニ盆栽 ¥1,942- ・ ミヤマキリシマの盆栽 ¥3,150-
ツゲの豆盆栽 ¥1,260- ・ 米ツガの豆盆栽 ¥1,260-

【2012年1月 追記】 現在、都合により盆栽のお取扱いは休止しております。 どうぞご了解下さい。

Category: 盆栽・苔玉