タチツボスミレの花

庭の石垣の上に、タチツボスミレの花が咲き始めました。
日本に自生するスミレは数多く、変異が多くて数え方も定まらないそうですが、その種類は100種とも200種とも言われているようです。 その中で、いちばんよく目にするのが、このハート型の葉をもつ、うす紫色のタチツボスミレではないでしょうか。 東京の道端でもよく見かけます。 この庭にも数年前に自然に運ばれてきました。
誰がスミレの種を運んでくれたのかというと、アリなのだそうです。 スミレ類の種子は、発芽を抑える物質を含んだ糖質でコーティングされているので、甘いものが大好きなアリ達がくわえて、せっせと運んでくれるのです。 甘い部分をなめ終えると、そこに種子が残されて、やがて発芽するというわけです。 自然の仕組みは、本当におもしろいです。 知れば知るほど不思議です。

いつもの年なら2月頃に咲く沈丁花や水仙などの冬の花がまだ残っている横で、春の花が咲き始め、今年の庭はちょっと変な具合です。 春が来るのが遅かった分、木々は芽吹いたと思ったら、もう次々と蕾をつけて一斉に開花しそうな勢いです。 春が駆け足で過ぎていってしまいそう。 忙しがっていないで、一日一日の変化を見逃さないように楽しまなきゃ!と思います。

Category: 庭の草木

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