アーカイブ: 2012.4.19.Thursday

クロヌマタカトシさんの鳥の彫刻

静かに風が吹く時を待っています。
クロヌマタカトシさんの楠の彫刻 「風を待つ」です。 今回の二人展のために、クロヌマさんは鳥の彫刻を作って下さいました。 鳥の表情に、じいっと見入って、長い時間をかけてご覧下さるお客様が時々おられます。 白い壁を背景にしたとき、緑の庭を背景にしたとき、それぞれに良い表情が見られて、百草の庭らしい展示になり、とても嬉しく思っています。

  「風を待つ」 

クロヌマさんの作る鳥は、実際にいる鳥を模しているわけではありません。 鳥の図鑑や写真集などを参考に制作を進めますが、作り上げるものは、いつも心の中にいる鳥なのだと話して下さいました。 木のかたまりを彫り始める時は、まだ形や色ははっきりと決まっていなくて、作りながらだんだん姿が決まっていくのだそうです。

  「白い鳥」

初日に在廊された日、クロヌマさんは店の庭先で「白い鳥」を彫っていました。 まだ翼も厚く、どんな鳥に仕上がるかなと思っていましたが、今は、きりりとした表情で、風をつかむように羽を広げてお店の中を飛んでいます。 「白い鳥」は、空高く、風に乗って飛ぶ鳥になりました。

青い鳥と白い鳥が飛んでいるところ、ご覧いただけますか。
見る角度によっていろいろな表情を見せる彫刻の魅力を、今回、身近に展示させていただいて、改めて知った気がします。 ご売約済みとなったものも、最終日まで展示しています。 どうぞたくさんの方にご覧いただけますように。

クロヌマさんの作品は、珈琲トレイやパン皿、カトラリー、うさぎと三日月のブローチなど、まだたくさんのものをご覧いただけます。 素敵な白鳥やうさぎの彫刻も。
庭の利休梅の白い花が満開です。 春のお散歩がてら、どうぞ足をお運び下さい。道草マーケット ・二人展は、21日(土)までです。

Category: 木工