アーカイブ: 2012年1月

きたのまりこさんの「季節のあくせさり」

きたのまりこさんの「季節のあくせさり」の秋冬の作品から。 「わたつぼみ」は、モクレンの枝先を繊細に写し取った作品です。 ちょうど今頃、ふわふわのコートを着ているようなモクレンのつぼみが見られますね。 少しずつ少しずつつぼみを膨らませて、早春に大きな花を咲かせます。
素材はシルバーですが、ざらっとした質感で、表面が白っぽく見えるのは、銀の「白仕上げ」というものだそうです。 鋳造から仕上げまでの過程でできる白い表情を残したもので、静かな植物の雰囲気にとてもよく合っています。

きたのまりこさんの作品には、それぞれ小さな布袋と桐の箱がついています。 それも、アクセサリーと同じ絵柄の判を押した、とっても可愛らしいものが。 使い手の方へ大切に届けたい、大切に使い続けてほしいという願いが感じられますね。
右側のツリバナのネックレスは「赤い実と葉と」、左側の小さなネックレスは「空を舞う」、それぞれ素敵な名前がついています。 「空を舞う」は、ハナツクバネウツギの実をモチーフにしています。 ハナツクバネウツギは、東京でもあちこちで見かける植物ですね。 きたのさんの作品を見てから、こんなに可愛い実がついているんだっけ… と思って、よく見てみたら、ほんとう、羽つきの羽のような、こんな形の実がついていましたよ。 身近な植物の中にも、きれいな形がたくさんあるんだなと思いました。

きたのまりこ ブローチ 「ワタツボミ」 シルバー 横4.4cm× 縦3.7cm ¥13,650-
         ネックレス 「赤い実と葉と」  シルバー ¥7,140-  Sold out   
         ネックレス 「空を舞う 2」  22金仕上げ ¥7,560- Sold out

Category: 金属・アクセサリー・時計 | Tag:

クロヌマタカトシさんの木の匙

初めてご紹介する、クロヌマタカトシさんの作品です。
神奈川県で制作されるクロヌマさんは、匙やお皿などの生活の道具と、りんごや鳥・動物などのオブジェを作られています。 美しい白鳥の作品を初めて見た時には、感動しました。 用途のあるものとないもの、その両方をいったりきたりすることで、制作のバランスがとれているのだそうです。 旋盤を使わず、すべて手彫りで作品を作られています。 材木から削り出して形を作っていく、その時間が自分には合っているし、今はそれが「いちばん確実な感じがする」と、言葉を選んで話して下さったことが印象的でした。 使うことで味わい深く変化していく、木という素材がとても気に入っているとも。
4月の「道草マーケット・二人展」では、たくさんのクロヌマさんの作品をご覧いただきます。 どうぞ楽しみにお待ち下さい。 今日は、クロヌマさんがこれまでたくさん作られてきた匙をご紹介します。小匙・長匙・レンゲと、お料理を取り分けるときにとても重宝する分匙(わけさじ)の4種類が入荷しています。 中でもお薦めなのが、漆仕上げのレンゲです。

何度も試作して作られた形は、手になじんで持ちやすく、くぼみが浅いので、食べ物を口に運びやすいです。 スプーンと同じように、どんどん使いたくなります。 横から見ると、これだけのカーブがあるんですね。 材料の板から、この形を削り出していくのは、本当に根気のいる仕事だと思います。
それから、ぜひお伝えしたいのは、漆仕上げの匙が、オイル仕上げのものとは異なる、本当にすべらかな口当たりであること。少しぜいたくではありますが、それだけの違いはあるんだなと感じました。
クルミの木のパン皿も届いています。 ぜひ手にとってご覧下さい。

クロヌマ タカトシ  レンゲ 漆仕上げ ¥3,360- Sold out ・ 長匙 山桜 オイル仕上げ ¥2,520- 

Category: 木工

2012年 春の展示会のお知らせ

mitome tsukasa 作品展
2012年3月8日(木)~17日(土)
※12(月)・13(火)はお休みします。 初日の8(木) 三留司さんが在廊されます。

道草マーケット クロヌマタカトシ(木工) ・ さこうゆうこ(ガラス)二人展
2012年4月12日(木)~21日(土) ※16(月)・17(火)はお休みします。

motorinue&Lokhme(モトリーヌ&ロクメー) 作品展 
2012年5月3日(木)~12日(土) 期間中の木・金・土曜日

春の展示会の予定をお知らせします。 今年は、4月の道草マーケットに加えて、お店の半分ほどのスペースを使って2つの作品展を開きます。 それぞれの作品の世界を、ぜひゆっくりとご覧いただきたいと思います。 詳細は、また改めてご案内致します。

写真は、一昨年の4月に撮ったものです。 純白の利休梅の花を、さこうゆうこさんの吹きガラスの花入れに生けました。 この「ペラペラ」という名前の花入れは、生け口が薄く作られているので、花の据わりがよく、とても使いやすいんです。 見る角度によって印象がずいぶん違います。 正面から見るとポケットの形の水槽のよう。 横から見るとガラスがふくらんでいてコロンとした形。 水を入れると、水面の丸い形と生け口の細長い形との対比にハッとさせられます。 水を入れた時に、パッと輝くように感じる、さこうさんらしい作品だと思います。

庭の利休梅(リキュウバイ)の花を、ちょうど道草マーケットが始まる頃にご覧いただけるかもしれません。 それとも、もう少し早く咲いてしまうかな..。 お店の庭は、色とりどりの花が咲くような庭ではありませんが、それでも3月から5月にかけては、庭のどこかで花が咲いている嬉しい季節です。
寒い日が続き、春が待ち遠しいですね。

さこうゆうこ 花入れ「ペラペラ」 幅 約8.5cm × 高さ 約9cm  ¥2,625-

Category: お知らせ, ガラス | Tag: , ,

motorinue&Lokhmeさんのミシン刺繍のカードケース

motorinue&Lokhme(モトリーヌ&ロクメー)さんのミシンワークの小物達は、現在、カードケース・ペンケース・平ポーチ・小ポチ・ティッシュケース・ヘアゴムなど30点ほどを展示中です。 ご紹介のたびに書いているのですが、この細かなレースの柄も、全て直線縫いのミシンで、くるくると布を動かして刺繍されたものなんです。 初めてご覧になる方は、皆さんびっくりされるんですよ。
カードケースは、開くと上下にポケットがついています。 板チョコの柄のものは、赤のストライプの生地と上下半分で切り替わっていたりと、それぞれとても丁寧に作られています。 motorinue&Lokhmeさんの作品は、可愛いだけでなく、どこかユーモラス。 モチーフの選び方も、さんま、だるま、カメ、伊勢えびなどのちょっと面白いものがあるのも魅力です。 小中学生にも人気です!

今日もまだ東側の庭には雪が残っています。 こうして雪をかぶって湿度が保たれる時間が、春を待つ植物にはとても大切なのだと聞いたことがあります。 長く雨が降らず乾燥していましたが、先週の雨と昨日の雪で土は潤いを取り戻し、木々は、新芽をつけた枝先までたっぶりと水を吸い上げているのでしょう。
今週も木・金・土曜日の3日間、ご来店をお待ちしています。 今月は小さなSALEをしていますよ。
それから、初めてご紹介するクロヌマタカトシさんの木彫りの匙やお皿が入荷しました。 今年になってから、新しくお取扱いの始まった作家さんの納品が続いています。 ぜひ見にいらして下さい。

motorinue&Lokhme カードケース ¥1,890- ~ ¥1,995-

Category: 布・革・羊毛・ニット | Tag:

倉敷意匠計画室の「ラベルブック」

倉敷意匠計画室の活版印刷のラベルブックは、百草の庭では密かなロングセラー。 小さなメモ用紙ですが、「ラベルブック」という名前の通り、ピンに貼るラベルの用紙にぴったりです。 乾物を入れた空きビンや、手作りジャムのビンなどに、普通の紙用ののりできれいに貼れます。 活版印刷の少し凹凸のあるインクの跡に味わいがあります。

今朝は、東京にも雪が積もりました。 雪をかぶった庭が白く輝いて、窓に向かうテーブルでパソコンを使っていると、外がまぶしくて画面が見えにくいくらいです。 一年でいちばん寒い時期だけれど、日ごとに陽射しは明るくなっていると感じます。
少し雪かきをしただけで、ふーふー言いながら、でも、やっぱり一年に何度かはこんな景色も見たい、なんて呑気に思っています。 雪国に住む方達は、本当に辛抱強い暮らしをされているんだなぁと感じます。

倉敷意匠計画室 「ラベルブック」 切り離したラベルの大きさ (大)5.6cm四方 (小)3.8cm四方 どちらも¥378-

Category: 紙もの | Tag:

サノアイさんのクルミの木のお盆

サノアイさんのお盆は、ぐるりとしのぎの入ったデザインにさりげない個性があって、とても素敵な作品です。 直径25cmほどの小ぶりなサイズで、写真のクルミの木のものと、こげ茶色のブラックウォールナットの2種類が入荷しています。
こんなお盆を持っているのといないのとでは大違い。 たとえば、春から一人暮らしを始める方へのお祝いに、お盆を贈るのはとてもいいんじゃないかなと思います。 疲れて帰ってきて、ラーメン茹でるだけの夜も、お気に入りの丼をお盆にのせたら、わびしい感じがしないかもしれない。 そして、素敵なお茶時間も過ごしてほしい。 お友達が来たときにも、きっと活躍するでしょう。

お茶目なヘラさじも届いています。 どの顔がいいかなーと、楽しく選んで下さいね。
この他、サノアイさんのくるみの木の小皿、ステッチ模様のパン皿・パスタ皿、バターケースや一輪挿し、サンキャッチャーなどもご覧いただけます。

サノアイ リム盆 ¥6,800-  ・ へらさじ ¥1,050- Sold out
小川佳子 うさぎ並びマグ ¥2,625- Sold out ・ 六角ミルクピッチャー ¥2,100- Sold out
宮崎桃子 フェルトドーナッツ ¥1,575-

Category: 木工 | Tag: ,

小川佳子さんの飯碗

小川佳子さんの飯碗は、腰がふっくらとした形で、なんとなく福々しい感じがします。 ほんのり赤みがかった肌がやさしい感じです。 私も使っていますが、とても軽いんですよ。 ごはん茶碗は、家族それぞれが一客ずつ自分のものを持っているものだと思いますが、ひとつふたつ加わると、炊き込みご飯の日、白米に明太子の日、雑穀米の日、お茶漬けの日… と、その日のごはんに合わせて選べて、きっと楽しくなると思います。
飯碗とお揃いで、小川さんの染付陶器の文様シリーズのお箸置きや薬味箱もあります。ぜひ合わせてご覧下さい。

今週の営業日は、みぞれの降る寒い日が続きました。 なんだか開店当時に戻ったみたいに(!) のんびりムードの中をお店番していましたが、こんなお天気の中をお出掛け下さった方もいらして、本当にありがたかったです。
どうぞ皆さま風邪などひかれませんように、温かくしてお過ごし下さい。

小川佳子 染付陶器の飯碗 ¥2,625- Sold out

Category: 陶磁器 | Tag:

粕谷修朗さんの器

粕谷修朗(かすやのぶあき)さんの器が届いています。 どの器も、素朴で力強く、てらいのないきれいな形をしています。 灰釉の蕎麦ちょこが、なんともよい風合いです。 蕎麦ちょことしては深めですね。 コーヒーなど入れても似合いそうです。
ご存知の方も多いかもしれませんが、粕谷さんは百草在住の作家さんです。 オートバイにダンボールをくくりつけて納品に来て下さることもあるんですよ。 奥様の奈津子さんと、パンと器のお店「ユッカ屋」を百草で営んでいらっしゃいます。 お二人で煉瓦を積んで造り上げた薪窯で、奈津子さんが地産の食材も使いながら自家製酵母のパンを焼き、パンを焼く薪に使われた雑木の灰が、時に粕谷さんの器の釉薬に使われます。 お二人の暮らし方を映し出したような素敵な器です。

この蓋物は、持ち手がすべらずにつまみやすいことも気に入っています。 佃煮を入れたり、粗塩などの塩壺にとお求めになる方も多いようです。 現在、写真の黒の浅めのものを在庫しています。

こんな片口も届いています。 この他、幅広くリムをとったマットな質感の6寸皿や7寸皿、粉引の4寸平鉢・マグカップ・お湯呑、しのぎ一輪挿しなどが並んでいますので、ぜひこの機会にご覧下さい。 開店当初からお世話になっていますが、粕谷さんの器は、この1,2年の間にとても表情豊かになったなぁと感じています。
ユッカ屋さんは、百草の庭から山の方へ15分ほど歩いたところにあります。 ユッカ屋さんに向かう途中にある庭園・京王百草園では、ロウバイが咲いている頃だと思います。 どうぞ合わせてお出掛け下さい。

粕谷修朗  灰釉 蕎麦ちょこ 径 約8cm×H7.5cm ¥2,100- ・ 蓋物 径9.5cm × 本体H3.5cm ¥3,360-
        片口 径 約8cm × 高さ10cm ¥3,675- ・ マット釉 6寸リム皿 ¥2,625-

Category: 陶磁器

沖澤康平さんの吹きガラス「hat」

岐阜県高山市で制作をされている 8823/glass work ・沖澤康平さんのガラスのお取扱いが始まりました。
野外のクラフト展で出会った沖澤さんのガラスは、光そのものという印象でした。日々の暮らしの中で、この器を使うことは、ガラスを楽しむことであり、光を楽しむことでもあると感じます。 冬の日の曇り空の日にも、こんな風にうっすらときれいなモールの影が見られて、嬉しくなるんです。
「透明なガラス器には、色を入れる楽しみがあります。 日々の食卓を彩り、季節ごとに変わっていく空気まで映している気がします。 手にした人のその日を映すガラスになればいいなと思います。」 そんな気持ちでガラスを吹く沖澤さんの作品を、これからご紹介していくのが楽しみです。

今日ご覧いただくのは、「hat」シリーズのカップです。 名前は、帽子を逆さにしたような形から。 高さ7cm×径9.5cmほどの大きさで、デザートや果物の器に活躍しそうです。 夏には小鉢や蕎麦ちょこにもよいですね。

沖澤康平  「hat」 カップ  高さ 約7cm×径 約9.5cm  ¥2730-

Category: ガラス | Tag:

津村里佳さんのペーパーウェイト

津村里佳さんの吹きガラスのペーパーウェイトが、光をたたえてきれいです。 ガラスドームとそっくりな形なのは、展示会の時にたくさん並ぶミニドームの中に、この「かたまりドーム」が混ざっていたら面白いかなという、いたずら心から作ったものだからなのだそうです。
熱く溶けたオレンジ色のガラスが、冷えて透明になっていく時間は、器のような薄いガラスだとほんの短い間ですが、このペーパーウェイトを作る時には、ゆっくりその変化を見られるから嬉しいのだと津村さんが話してくれました。 「その時間が大好きなんですよ。とってもきれいです。この瞬間も皆さんにお見せできたらいいのに」と何度もおっしゃっていました。

                              *

百草の庭では、3月のはじめまで常設の展示が続きます。 久しぶりに粕谷修朗さんの陶器がいろいろと入荷しています。 サノアイさんからは、人気のサンキャッチャーとへらさじ、木のお皿やリム盆が届きました。 入荷数が少ないので、気になっている方は、どうぞお早めにお越し下さい。 それから、初めてのご紹介の沖澤康平さんのガラスも届いています。 ぜひご覧下さい。
入荷の情報はいつも「お知らせ」のページでご案内していますが、今年は、庭だよりでも常設の様子をもう少しまめにお伝えできたらいいなと思っています。 実は、年明けにパソコンを新しいものに替えまして、いろいろと手間取っていて、ホームページの更新が滞っていました。 パソコンについての知識がないので、家族の協力がないと先に進まないのが困ったところです。 でも、これからまた張り切ってご紹介していくつもりです!

季節のおやつ ミズタマさんの焼菓子は、残りわずかのものもありますが、明日も5種類を販売しています。 定番のしっとり濃厚なチョコレートブラウニーに、判割の金柑がゴロッと入っていて、その組み合わせが絶妙なおいしさ。「季節のおやつ」をいただく幸せを感じました。 甘いものに目がない私のこと、もちろん全種類食べました。 どれもおいしかったですよ~。
それから、お知らせが遅くなりましたが、1月中は小さなSALEをしています。 ひとつだけになってしまったお湯呑・小どんぶりやお皿、文房具の中でお取扱いを終了するものなどが、お買い得になっています。

今日は、庭の中央のセイヨウカマツカの実を、ヒヨドリが何度も食べに来ていました。 お客様と一緒に、 ヤマガラやシジュウカラの姿も見ることができて、冬らしいよい一日でした。

津村里佳  ペーパーウェイト「かたまりドーム」 ¥3,150- ・ TETOTE  布張り小箱「TUTU」 ¥4,830-

Category: お知らせ, ガラス | Tag: