アーカイブ: 2011年2月
盆栽展 「小さな春」 のお知らせ
2011年3月3日(木)~3月12日(土)11:00~16:00
※8(火)はお休みします。
今週の木曜日から、盆栽展「小さな春」が始まります。
案内状のイワウチワの写真は、昨年の3月に撮影したものです。うちわのような丸い形の葉も、幻想的な花も魅力的な、「春の使者」という素敵な花言葉をもつ植物です。
展示会用に届いたイワウチワは、葉の蔭に隠れた蕾の先が少し色づき始めたところです。今回の盆栽展は、早春の草木の芽吹きの時や、蕾と花の間の時間を楽しんでいただきたいと思い、この時期にお願いすることにしました。
手のひらにのるような小さな豆盆栽から、枝垂れ桜などの華やかな大きなものまで、40点余りの作品が届きました。また、陶磁器やガラス、布のものなど、常設のお品物も合わせて展示致しますので、どうぞお気軽に足をお運び下さい。
小澤基晴さんのジャムボウル
昨日の小澤基晴さんのご紹介の続きです。
小澤さんからの納品の箱の中には、こんな可愛いラベル付きの手作りのいちごジャムが入っていました。前回はプルーンのジャムで、とってもおいしかったです。今回のいちごジャムは、浅い春にぴったりの、明るいきれいな色で、もったいなくてまだ開けられずにいます。小澤さんのブログを見ていると、ほんとによくジャムを作られてる!ブログのカテゴリに「ジャム」があるくらいですから。
だからもちろんジャムボウルも作られています。
サノアイさんのブラックウォールナットのリム皿に、スープカップを載せました。 スープにもコーヒーにも合いますね。おいしいパンも一緒にのせて、こんなふうに食べてみたいです。ブロンズ釉は、木の器ととても相性がよいです。
小澤さんと仲間の作家さん達の「団欒」のブログでは、小澤さんの作品が美しい写真で紹介されています。焼き菓子を載せたお皿がとても素敵なこと、実感してもらえると思います。どうぞご覧になってみて下さい。こちらです。→■
小澤基晴さんの器に興味を持ってからのち、だいぶ長いこと、小澤さんのブログの読者でした。器づくりについての試行錯誤の様子や暮らしのこと、いつも実直に綴られています。ユーモアがあってとても優しく感じられます。 昨秋、ようやくご本人に会う機会があって、お取り扱いをお願いすることができました。
小澤基晴 ジャムボウル(ブロンズ釉)¥1,470- Sold out ・ スープカップ(径 約9.3cm 高さ約5.8cm) ¥2,310-
※メールでのご注文も承ります。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
小澤基晴さんの器
岐阜県土岐市で作陶されている小澤基晴さんの器です。
鉄赤とブロンズ釉の2つの色のお皿やマグカップが届きました。温かく奥行きのある色、シンプルで美しい形の器です。
なにを作っていただこうか迷いましたが、まず、ケーキ皿にも取り皿にも使いやすそうな6寸リム皿をお願いしました。こんがり焼き目のついたマフィンやクロワッサンをのせるのにもぴったりです。焼き菓子がとても似合う色なんです。 きれいなバランスの「掛け分けマグ」を、どちらの色のお皿と合わせるかはお好みで。色違いで持っていても楽しいかもしれませんね。
鉄赤・ブロンズ釉それぞれの単色のマグカップとスープカップも入荷しています。
直径約23cm、高さが6cm弱のたっぷりとした盛り鉢。シンプルでモダンであり、縁に施されたしのぎの装飾が、素朴な力強さも感じさせる器です。カレーやパスタ、煮物をたっぷり盛って、いろいろに活躍しそうなお皿です。右側でフォークレストになっているのは、直径7cmほどの「しのぎ豆皿」です。
ひな菊の花のようにも見える可愛らしい姿の「しのぎ豆皿」。 豆皿は、ついついほしくなるものですね。角砂糖ひとつ、小さなお干菓子、ちょこんとのせてみるとおままごとのようで楽しいです。
雛あられを少しのせて、お雛様にお供えしましょうか。
小澤基晴 6寸リム皿 ¥2,940- ・ 掛け分けマグ ¥2,310-
しのぎ盛り鉢 ¥5,775- ・ しのぎ豆皿 ¥1,050-
※メールでのご注文も承ります。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
臨時休業のお知らせ
今日は、春一番が吹きましたね。
強風の中、お出掛け下さった皆さま、ありがとうございました。
明日は、大変勝手ながら、都合により臨時休業させていただきます。
来週の木曜日から、また通常通り営業致します。
3月3日(木)からのミニ盆栽展の期間中は、常設のお品物も合わせて展示します。盆栽には縁のなかった方も、どうぞお気軽に観にいらして下さい。
写真は、羊羊屋・宮崎桃子さんの天然有色羊毛の「フェルトドーナッツ」です。
針さしにすると、羊毛が油分を持っているので、針が錆びにくいです。 ひもを通して、ぶーらぶらとつるしておくのも愉快です。
宮崎桃子 「フェルトドーナッツ」¥1,575- ・ 厚手の「しかくコースター」¥1,050-
KAGOSHIMA HANKO はんこの楽しみ
KAGOSHIMA HANKOさんの消しゴムはんこが、たくさん入荷しています。持ち手がコルクから木材に変わり、丈夫で使いやすくなりました。人気の吹き出しはんこは、羊、猫、犬、おかっぱの女の子の4種類が届いています。
はんこを押すのは楽しいです! 気軽に色を変えていろいろなものに押せるのが魅力ですね。 タグにしてメッシセージを添えて紙袋の持ち手に下げたり、クラフト紙の無地の封筒にポンと押すだけで、ぐんと可愛いものになったりします。
これからお子さんの入園の準備をされる方にお薦めなのが、左下のダックスフンドのはんこ。市販の1.5cm幅の綿テープに布用のインクで押して、中にお名前を記入すれば、衣類やバッグ、ハンカチなど、いろいろなものに縫いつけて使っていただけます。小さなお子さんが自分のものを見分けるマークにもなりますね。
郵便番号を書き入れるはんこをお願いしたら、こんな可愛いものを作ってくれました。 薄い色のインクで押して、列車の窓に郵便番号を書き入れます。濃い色のインクで押せば、また違った印象の列車のはんこになります。
春には「消しゴムはんこづくり」のワークショップをしようと鹿児島さんと計画中です。はんこのいろいろな楽しみ方を知っていただけるようなものにしたいと思っています。
KAGOSHIMA HANKO 吹き出しはんこ・郵便番号列車のはんこ ¥840-
小澤基晴さんの掛け分けマグカップ
東京は、昨日から雪が降っています。みぞれになったり雪になったりで、積もることはなく、真っ白な雪景色は見られませんでした。こんなお天気の日は、お客様が少ないのですが、昨日も今日も嬉しいことがあって、気持ちは晴れ晴れとしています。
楽しみに待っていた小澤基晴さんの器が届きました。鉄赤とブロンズ釉を掛け分けたマグカップの、ふたつの色の境目の滲んだ線がとてもきれいです。6寸リム皿、しのぎ豆皿、しのぎ盛鉢なども入荷しました。
そして、小澤さんには、11月初旬の企画展・秋の道草マーケットに参加していただけることになりました。今朝のお電話で「たくさん作ります」と言って下さって、私も頑張ろう!と思ったのでした。
そして、遠方からご注文下さった方々から、心温まるメールやFAXが届き、お役に立ってよかったなぁと思いながら、梱包作業をしていました。
自分がほとんどネットで買い物をしたことがなかったものですから、ネット販売は味気ないものだと思っていました。でも、お問い合わせをいただいてから発送するまで、何通かメールのやりとりをしている間に、ちょっと気持ちの通い合うこともあったりして、今は遠くに住む方にお店のものをお届けすることも、楽しいことだと感じています。 宮崎県、高知県、和歌山県… 私がまだ行ったことのないところでも使われていると思うと嬉しいです。
小澤基晴 掛け分けマグカップ (高さ約7.3cm × 径約8.5cm) ¥2,376-
春の展示会のお知らせ
盆栽の寄せ植えに使うことの多い梅花黄蓮(バイカオウレン)の花です。 すっと立ち上がった茎の先に一輪、わずか1cmほどの大きさです。 白い花びらのように見えるものは萼片で、黄色いおしべのように見えるものが花弁なのだそうです。 まだ寒くて花の少ない時期に咲いてくれる ありがたい花です。 そして花のあとの、種をつけた姿もまた可愛らしいのです。
春のふたつの展示会のお知らせです。
■ ミニ盆栽展 「小さな春」
2011年3月3日(木)~3月12日(土)11:00~16:00
※会期中は8(火)のみお休みします。
早春の木々の芽吹きの姿をご覧いただきたくて、少し早いこの時期に盆栽展を行います。
銀色の産毛に包まれたようなブナの芽吹き、イワウチワの可愛らしい葉の間から立ち上がる小さなつぼみ、そんな盆栽鉢の中の「小さな春」を見にお出掛け下さい。
■ 道草マーケット Vol.2
2011年4月23日(土)~30日(土) 11:00~17:00
※会期中は、26(火)のみお休みします。
※21・22日は展示の準備のため、お休みさせていただきます。
西山芳浩(ガラス)
ノラヤ (手彩色のカードなど)
mitome tsukasa (鋳金のアクセサリー)
motorinue&Lokhme (ミシンワークの布小物)
まっすぐに先を急ぐばかりでなく、好きなもの、美しいと感じるものをさがしながら、のんびりいこう。
そんな気持ちを込めた企画展です。
二度目となる今回は、西山芳浩さんの吹きガラスの器や花入れと、花や鳥などの春のモチーフの様々な素材の小物が並びます。
2つの展示会の頃には、庭のあちこちで、リレーのように花が咲いていることでしょう。どうぞお散歩がてらお出掛け下さい。
サノ アイさんの木の小物入れ
サノ アイさんの作品を、続けてもうひとつご紹介します。
直径10cm×高さ9.5cmほどの小物入れです。本体はタモ、蓋はブラックウォールナットで作られています。ただ眺めているだけでも幸せな感じがするけれど、キャンディーなど入れておいたら、蓋をあけるたびに嬉しいだろうなぁ。
木材の芯の側と外側とで色が異なる部分を使い、のみの削り跡を残した蓋が、なんとも言えずきれいです。「たったひとつだけのもの」そう感じるような作品だと思います。
サノ アイ 小物入れ(大) ¥5,300- Sold out
サノ アイさんのカッティングボード
先週の木曜日、2度目の「おやつの日」に販売したTette.さんの自家製ゆずのピールとチョコレートのパウンドケーキ。撮影用に…と言い訳してひとつ購入。 家族でおいしくいただきました。
サノアイさんのくるみの木のカッティングボードにのせました。ひとつひとつ少し形の違う味のあるカーブ。片面には、焼きペンで小さな木が描かれています。 直径 約19cm、くるみとブラックウォールナットの2種類のものが入荷しています。カッティングボードとしてだけでなく、お菓子を並べたり、サンドイッチをのせたり、いろんな風に使っていただきたいです。
月に一度の「おやつの日」、たくさんの方が来て下さいました。小さなお子さんを連れた方や、ご近所の方も見えて、にぎやかな一日になりました。
Tette.さんの自家製酵母パン、次の販売はいつですかというお問い合わせをいただきましたが、隔月で販売できることになりました。
●奇数月の第1木曜日は、季節のおやつ ミズタマさんの焼き菓子
●偶数月の第1木曜日は、Tette.さんの自家製酵母のおやつパンと焼き菓子を販売します。
日持ちのするクッキー類は、できるだけ土曜日までご購入いただけるように、次回から多めに作っていただこうと思っています。
立春を過ぎ、寒さもゆるんで、どこか春めいた週末でした。
近くの百草園では、梅が三分咲きといったところのようです。江戸時代からの歴史のある庭園です。坂をのぼるだけあって、見晴らしのよい気持ちのいいところですよ。どうぞ合わせてお出掛け下さい。
百草園のHPがリニューアルされて、園内の植物の様子が紹介されていました。こちらです。→■
サノアイ カッティングボード くるみ ¥4,200-
倉敷意匠計画室の白磁のテープカッター
百草の庭は、なに屋さんかと問われれば「雑貨屋」と答えています。お店に並ぶものの多くは、丁寧な手仕事で作られた作品で、「雑」という文字とはおよそ遠いもの達なので、なにかもっとぴったりな言い方はないものかなと思うのですが、封筒作りの木の型があったり、竹のざるやふきんがあったりして、クラフトショップというよりは、やはり雑貨屋と言ったほうがいいのかもしれません。
この倉敷意匠計画室のテープカッターも定番の文房具のひとつです。 少し青みがかった白磁で、すっきりと清潔感がありますね。 お店でも、セロテープ用とマスキングテープ用の大小揃えて使っています。 この小型のカッターを使うようになってから、マスキングテープを以前よりずっと活用するようになりました。 そばにいつもテープ数本を入れたかごを置いています。 いちいち掛け替えずに、ちょこっと刃に当ててカットすることも多いです。
同じ白磁の切手濡らしもぜひ! 詳しくはこちらをご覧ください。→■
庭だよりでご紹介していないものもまだたくさん。 時々店内を見回して、いろんなものがあるなぁと思います。 私が暮らしの中にあったら楽しいなと思うものばかりなのです。
倉敷意匠計画室 白磁のテープカッター(大)¥3,360- ・ (小)¥2,310- ※小サイズは、小型のセロテープにも対応します。