アーカイブ: 2010.7.19.Monday

富井貴志さんの山桜の豆皿

山桜の木をていねいに削り出して作られた豆皿。時間をかけた手仕事でなければ作り出せないもの。 のみで彫られたこまかな面のひとつひとつが、光を受けて本当にきれいです。 
「手に取ったときに自然とほほえみを誘うもの。まっさらな状態から使い込んで、『自分のもの』としてクタクタになったときに、より惹きつけられるもの」そんなものづくりを志しているという、滋賀県信楽在住の富井貴志さんの作品です。

梅や桜の花の形などいろいろな豆皿を作られていますが、今回届いたものは、この「yotsuoi」という名前のものです。 「四つ追い」という聞き慣れない言葉を調べてみると、家紋からきているものでした。「四つ追い柊」「四つ追い松葉」などの家紋があること、初めて知りました。この豆皿を手にすると、なにか特別なものを持っているような気持ちになるのは、家紋をモチーフにしていることと少し繋がっているのかなと思いました。
大きさは11×9cmほど。木肌を生かした蜜ろう仕上げとのものと、拭き漆のものがあります。裏まできれいに彫られている姿を、ぜひ手にとってご覧いただきたいです。

20×30cmの小さめの敷き板は、ナラとブラックウォールナットの2種類があります。
手前の端からもう一方の端まで、まっすぐに彫られた細い溝の線と、木目の曲線とが合わさって、さざ波を想わせるような繊細な表情をしています。表も裏も全く同じように仕上げられています。

山桜の茶匙。富井さんの作られる匙は、すくう部分と柄の部分のつながり具合が独特の形です。

煎茶、ほうじ茶、そば茶、紅茶、ジャスミン茶、烏龍茶… お茶が好きなのでうちにはいろいろなお茶を置いています。 茶匙は、どんなお茶の葉に使ったら似合うかなと考えると楽しいです。

豆皿「mamekuru・yotsuoi」 蜜ろう¥4,725- ・ 拭き漆(赤)¥5,250-
敷板「shikimono」 ナラ・ブラックウォールナット ¥8,400-
茶匙「kikusasa」 ¥1,890-

※メールでのご注文も承ります。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

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