アーカイブ: 2010年

どうぞよいお年を。

2009年10月に「百草の庭」を開店して以来、お蔭さまで少しずつ訪ねて来て下さる方が増えて、今年は嬉しいことがたくさんあった一年でした。ありがとうございました。

お客様が、お店に並ぶ手仕事のものを楽しそうに見ているとき、庭に飛んできた鳥をじっと見ているとき、一緒に庭を眺めながら草木の話をするとき、あぁ、私はこんな場所をつくりたかったんだと幸せに思います。
くるくる、くるくると、この温かな気持ちが、つながり、広がり、巡っていきますように。 「百草の庭」が、少しでもそのお手伝いをできる場所になれることを願っています。

来年の営業は、1月13日(木)からです。 どうぞよいお年をお迎え下さい。

あらいみえこ作  シナの木の人形 「手を合わせる」

Category: 日々のあれこれ | Tag:

冬の庭

冬枯れの庭の中で、磯菊(イソギク)の花が咲いています。この庭の中でいちばん最後に咲く花です。毎年、茎が大暴れするので、今年は春に思い切って短く切り戻したのですが、それでもやっぱり、くねくねと伸びてしまいました。切り戻す時期が早すぎたのかもしれませんね。 でも、白く縁どられた葉がとってもきれいです。

冬の庭には、いろいろな鳥が姿を見せてくれます。
今日は、西洋カマツカの実を、ツグミらしき鳥が食べにきていました。調べてみると「セイヨウカマツカの実は、渋みが強く、鳥達は他に食べる実がなくなってから食べ始める」と書いてあります。秋からずっと赤い実をつけていましたが、この1週間ほどの間にほとんどなくなりました。そろそろ鳥達はエサさがしに必死なのかもしれません。ツグミは遠くロシアから飛んでくる渡り鳥です。日本のおいしい木の実をたくさん食べて冬を越してほしいですね。

いくつか取らずに残しておいた石垣の上のみかんの実を、メジロがつついています。
落ち葉の間をかさこそと動いている小さな鳥もいます。どうやらヤブコウジの実を食べているみたいです。落ち葉に隠れて目立ちませんが、紅葉したヤブコウジがあちらこちらに生えているのです。

葉を落とした木々の枝先には、それぞれに可愛らしい新芽がついています。
ドウダンツツジの新芽をカメラのファインダー越しに見ていると、細いろうそくの先に火が灯っているように見えてきます。

「植物は手を抜くことがないですよね」と言われたお客様がいらっしゃいましたけれど、ほんとうですね。季節ごとの営みを続け、葉を落とすときにはもう新芽をつけて、すっかり春の支度を済ませているのです。毎年のことながら、感心してしまいます。
忙しく迎える年末に、木々の枝先を眺めながら、バタバタとあわただしく毎日を過ごしている自分のことを考えます。去年の今頃も同じようなことを思っていたのですけれど。もっとゆったりした気持ちで丁寧に暮らしたいなと。

Category: 庭の草木

ヒヤシンスの水栽培

ヒヤシンスの水栽培を始めました。小学生のとき以来です。
1週間ほど厚紙で覆って暗いところに置いておいたら、白い根がきれいに伸びてきたので、水を減らして、球根と水面の間に空気を入れました。もう明るいところに置いても大丈夫なので、今日から窓辺に置きました。
球根の頭からのぞく芽や、吹きガラスのポットのやさしい曲線を、日に何度となく眺めています。春を待つ楽しみが増えました。さこうゆうこさんの作るこのヒヤシンスポットには、遠方にお住まいの方からもずいぶんご注文のメールをいただきました。ひとつひとつ形の違うポットが、東北や九州に旅立っていきました。それぞれの暮らしの中の窓辺で、きれいに花が咲きますように。

百草の庭のお店の営業は、18日で終了させていただきました。
motorinue&Lokhme(モトリーヌ&ロクメー)さんの小作品展に足をお運びいただき、ありがとうございました。 ピーナッツ柄の小さなポーチのふたを開けると、中にも豆がひとつぶ刺繍されていたり、そんな遊びを発見しながら、皆さん楽しんでご覧になっていたようです。 今回の展示の作品は、引き続き常設でお取り扱い致します。今後は、季節ごとにお二人の作品が少しずつ入荷する予定です。

2011年の営業は、1月13日(木)からです。どうぞよろしくお願い致します。

さこうゆうこ ヒヤシンスポット ¥3,990- ・ ムスカリポット ¥3,675- Sold out

Category: ガラス | Tag:

Shioさんのお香立て

昨日から東京も急に気温が下がって、いよいよ寒い冬の始まりです。
冬の贈り物に、ご紹介したいものがたくさんあったのですが、風邪をひいてしまい、庭だよりをなかなか書けずに日が過ぎてしまいました。

Shioさんの鋳金のお香立ても、お薦めのひとつです。小さな包みを開けたとき、ぱっと顔が輝きそう。お香を楽しまれる方なら、きっと喜んで下さると思います。 写真の「くま」の他にも、ヤンバルクイナ、わたしのおうち、草むら、いそぎんちゃくなど、たくさんの種類があります。→

百草の庭の今年の営業は、明日18日(土)までとなります。
「小さなお楽しみ」展の最終日です。motorinue&Lokhmeさんのミシンワークの布小物の他、常設のお品物の中から、サノアイさんのりんごの木のバターナイフ、トモタケさんの泥染めのオーナメント、さこうゆうこさんの小さなガラスドーム、小川佳子さんの豆皿箸置き、西山芳浩さんの吹きガラスのモール豆鉢、OPEN STUDIOさんの卓上ほうき、mitome tsukasaさんの真鍮のピンバッジ、富井貴志さんの茶匙、倉敷意匠計画室の白磁のテープカッター、可成屋 和操さんのいちごミルクの2層ジャムなどなど、小さなお楽しみをたくさん揃えてお待ちしています。

遠方のお客様のメールでのご注文にも個別に対応させていただいています。庭だよりをご覧になって、気になるものがありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。メールでのご注文は、18日以降も承ります。

今夜は、だいぶ冷えそうです。皆さんもどうぞ風邪に気を付けてお過ごし下さい。

Shio 鋳金の香立て「くま」 ¥3,000-

Category: 金属・アクセサリー

もみの木の豆盆栽

樹高9cmのもみの木の豆盆栽です。
星のひとつも飾れないけれど、小さな小さなクリスマス・ツリー。

もみの木の豆盆栽 ¥1,575- ・ 丸い敷板 ¥210-

Category: 盆栽・苔玉

いつもの風景

いつもお店番をしている場所から、窓の向こうに見える庭の風景です。
正面のブルーベリーがきれいに紅葉しています。他の落葉樹がほとんど葉を落とした中で、いちばん最後に紅葉してゆっくりと秋から冬へ姿を変える木です。

今日は、新潟から大学生のお客様がいらっしゃいました。 motorinue&Lokhmeさんの作品と「百草(もぐさ)」というやさしい地名に魅かれて、大学が運行する夜行バスに乗って来て下さったそうです。これから目白にある切手の博物館に行って、今日のうちに新潟に帰られるということでした。楽しい一日になったでしょうか。
私がお店をもたなければ、お会いすることのなかった方達との出会いがあります。こういう出会いのひとつひとつに励まされて、お店は続けていけるものなんだなぁと実感しています。

Category: 日々のあれこれ

「小さなお楽しみ」展 18日(土)までです

今週は「小さなお楽しみ」展の2週目です。motorinue&Lokhme(モトリーヌ&ロクメー)さんのミシンワークの作品を、常設のお品物と合わせて展示しています。

写真は、モトリーヌ&ロクメーさんのくるみボタンを使ったしおりとヘアゴムです。小さなどんぐりのてっぺんにはちゃんと糸が出ていて、リボンが縫いつけてあります。なんという細かさ!
この刺繍の作品は、工業用の直線縫いのミシンで、手をこまかく動かして制作されています。工業用のミシンは、ひざで押さえ金が上げ下げできるので作業しやすいけれど、家庭用の直線縫いのミシンでも作れるのだそうです。職人技ですねぇ。
motorinue&Lokhmeさんの小さくて楽しい世界を、どうぞ見にいらして下さい。

常設のものでは、11月の企画展「道草マーケット」のあとリクエストいただいていた、サノアイさんのバードコールサンキャッチャーが入荷しています。 午前中に来店していただくと、窓辺に下げたサンキャッチャーのプリズムに陽が射して、部屋中に七色の光がきらきらと輝く様子をご覧いただけます。
期間中のその他の品揃えは、お知らせのページをご覧下さい。

motorinue&Lokhme しおり ¥1,260- ・ ヘアゴム ¥1,365-

Category: 布・革・フェルト | Tag:

motorinue&Lokhmeさんのミシンワーク

明日から 「小さなお楽しみ」展と題して、motorinue&Lokhmeさんの小作品展が始まります。
モトリーヌさんは神奈川県、ロクメーさんは京都府に離れて暮らしながら、息の合った仕事をされています。人の手と機械の力、その両方があって生み出される、プロダクトと手仕事の中間のようなミシンワークのものづくりに魅力を感じて、創作活動を始められたそうです。ほのぼのと可愛らしいものもあれば、くすっと笑ってしまうようなユーモラスなものもあって、遊び心いっぱいの作品を全部お見せしたいくらいです。

くま、パンダ、やぎ、バク、きりん、わに、ブルドッグ、かめ、ふくろう、文鳥、オカメインコ… いろいろな動物や鳥のものがあります。
右の写真のペンケースは、えんぴつの部分がポケットになっています。こまやかな作品づくりは、確かな縫製の技術に支えられています。モトリーヌ&ロクメーのお二人は、以前は服飾関係の縫製のお仕事をされていました。ミシンで遊ぶうちに生まれたミシン刺繍。今ではとても自由な感覚でミシンで絵を描けるそうです。

こちらはお箸袋です。伊勢えび!こんな刺繍もあるんです。
小さなポーチ「コポチ」は、残り布で作っているので、サイズはまちまちです。iPod がちょうど入るくらいのものもあるし、もっと小さくて、アメや薬を入れたらいいかなと思うものもあります。

他にも、平ポーチ、カードケース、コースター、ブックカバー、ヘアゴム、しおりなど、70点余りの作品が届いています。お子さん達も、また男性の方も楽しく一緒にご覧いただけそうです。
「小さなお楽しみ」展は、12月18日(土)までです。常設のものも合わせて展示しています。ぜひお出掛け下さい。

ポーチ 「空飛ぶクジラ」 ¥2,835- ・ 「カメラ」 ¥3,150-
ティッシュケース 「くま」「パンダ」 ¥1,365-
ペンケース 「えんぴつ」 ¥2,835-
コポチ 「バク」 ¥1,470- ・ 「ペンギン」 ¥1,680-
はし袋「伊勢えび」 ¥2,100- ・ 「くり」 ¥2,205-

Category: 布・革・フェルト | Tag:

小澤基晴さんのスープマグ

初めてのご紹介、岐阜県土岐市で制作されている小澤基晴さんのスープマグです。
鉄赤とブロンズの2色、どちらもとても温かみのある穏やかな色です。晩秋のこの時期には自然の中にも見つけられるような色かもしれませんね。木の器との相性がとてもよいです。
小澤さんは、いくつかの色でいろいろな器を展開して作られています。ていねいに積み重ねてきたものを作品に感じます。スタンダードな美しい形と、色の魅力をもつ器。少しずつご紹介を増やしていきたいと思っています。今、この2色の釉を掛け分けたマグカップや、いくつかのお皿の制作をお願いしています。楽しみにお待ち下さい。

小澤 基晴 スープマグ ¥2,310- ・ マグカップ ¥2,100- 

Category: 陶磁器 | Tag:

「小さなお楽しみ」展のお知らせ

「小さなお楽しみ」展 motorinue&Lokhmeのミシンワーク

2010年12月2日(木) ~ 12月18日(土)
※営業は通常通り、木・金・土曜日の11:00~16:00です。

motorinue&Lokhmeさんのミシンワークから生まれるもの達、小さなポーチやティッシュケース、ペンケース、カードケース、コースターに箸袋…。それを使うのは小さなお楽しみ。ほのぼのとして、ちょっとユーモラスな、お二人のミシン刺繍の作品が70点余り並びます。
また、常設のお品物の中から、日々の暮らしに小さな楽しみを運んでくれそうなもの、クリスマスの贈り物にお薦めのものを選んで、合わせて展示致します。

Category: お知らせ | Tag: