「日々のあれこれ」カテゴリーアーカイブ
こんにちは。今日は長いお便りです。
こんにちは。
前回のブログから1ヵ月も経っていてびっくりしています。
時々覗いてくださっていた方がいらしたら、もうブログは終わってしまうのかなぁと思われていたかもしれませんね。
1月に仕事場を移転してから、滞っていたものが少しずつ流れ出すように動き始めました。
まず出張販売「旅するもぐさ」の試みが始まり、2月から通信販売を再開。 予定よりだいぶ遅れてしまいましたが、今日久々に新しい作品をオンラインショップに掲載しました。

十年以上自宅で仕事をしてきたので、完全に仕事場を移行するまでには思いのほか時間がかかっています。 パソコン関係の設定やらなにやら、不慣れなことをひとつひとつ解決して、少しずつ自分の場所になっていくような感じがしています。
そして移転したあとの自宅の中でも小さな引越しのような作業をして、だいぶすっきりとして春を迎えられました。
稲城市の’いな暮らし’さんで始まった出張販売、名付けて「旅するもぐさ」は、お蔭様で好調に動き出しました。
いな暮らしさんのいつものお客様、百草の庭のお知らせを見て訪ねてくださったお客様、いろいろな方が少しずつお選びくださっているようです。

1月のある日の店内の様子を撮ったお写真をお借りしました。
9時から営業しているいな暮らしさん。朝の光の中で、なんだかうつわ達が気持ち良さそうに見えますね。
同じものでも場所が変わるとまた違った印象になっておもしろいです。
おいしいものが生まれる場所に並ぶうつわは、ギャラリーに並んでいるときとは違う親しみやすさがあって、これもまたいいものだと感じています。
「旅するもぐさ」の試みがうまく続いていったら、いろいろな旅先の場所に合うものを選んで、少しでも多くの方に心弾む暮らしのものをお届けしたいです。

効率だけを考えれば、オンラインショップのみ運営していけばいいのかもしれませんけれども、お品物を手に取ってご覧いただける機会があることは、お店として心強いことであり、お世話になっている作り手の皆さんにとっても、きっと嬉しいことだと思います。
まずはやってみようと思えたのは、’いな暮らし’という、人と人をつなぐ場所、地域に開かれた健やかなお店があったからで、とても感謝しています。

2018年に百草園の店を閉じたあとに、半年ほどギャラリーをお借りして月に1週間の営業をしていましたが、その最後の頃に、本と生花の出張販売をしていただいたことがあります。私が実店舗を持っていたとしたら、たぶんそういうことを続けていただろうと思います。
コロナ渦となった今はもちろん、そうでなくても、お店やギャラリーを営み、守り続けるのは本当に大変なことなので、共感できる場所に加わったり、分かち合ったりして仕事をしていく形は、これからますます増えていくのではないかと思っています。本屋さんでドーナッツを販売したり、お花屋さんで絵を販売したり、 カフェで野菜を販売したり、 そういうことが身近な場所でも生まれてきて、わくわくしています。
もちろん店主さんの個性一色で作り上げられたお店も魅力的です。いずれにしても、お店はその町の灯りだとつくづく感じているこの頃です。

いな暮らしさんには、先週二度目の納品に行きました。
戸田文浩さんのうつわを中心にお持ちしました。実は、昨年納品していただいてから、展示の機会を待って長く私の元で眠らせていたものです。ようやく手に取ってご覧いただくことができて、私としては、ほっとしたような気持ちです。
戸田さんのうつわの白のニュアンスを、お楽しみいただければ幸いです。
津村里佳さんのしずくグラス、柳弘之さんのハーバリウム、 遠藤素子さんのご飯茶碗や耐熱パン、森田千晶さんの和紙のポストカード、card-yaさんのろうそくなど。百草の庭らしくいろいろなものがありますので、初めてのお客様にも楽しんでいただけたら嬉しいです。
一人でもリラックスして身体がよろこぶご飯をいただけるお店です。食材や本のお取り扱いもあり、お買い物だけでも歓迎していただけます。お近くの方は、ご無理のないタイミングで訪ねてみてください。
古民家カフェ いな暮らし HP https://inagurashi.com/
[2021年5月 追記]
いな暮らしさんでの出張販売は終了いたしました。
たくさんの方とのご縁に感謝します。ありがとうございました。

さて、長文の最後になりましたが、戸田文浩さんのうつわを中心にオンラインショップを更新しました。
現在カートは閉じられており、本日20日(土)の21時にご注文の受付を再開します。
やりたいこととやるべきことの半分のその半分も進まない感じですが、まだ再出発のボートを漕ぎ出したばかり。ゆっくりあわてずに進みます。(いつも同じようなことを言ってますね。自分に言い聞かせていますよ。)
今日は、特別に長いブログになりました。
十一年前の開店時から変わらない形式で htmlで更新しているホームページを、少し手入れして整えなければと思っていることもあり、ブログは少しお休みします。形は変わるかもしれませんが、ささやかに続けていくつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。
最新のお知らせや作品紹介は、お店のInstagram か店主の Twitterをご覧ください
三寒四温の候、皆さまどうぞお身体にお気をつけてお過ごしください。
2020年 ありがとうございました
今年一年、スローな活動の中にもありがたいご縁があり、たくさんの歓びをいただきました。
オンラインショップをご利用くださった皆様、近くで遠くでお店のことを気にかけてくださった皆様、心からありがとうございました 。
仕事場の移転などに伴い、オンラインショップは1月の下旬までお休みさせていただきます。
急なお知らせで申し訳ありませんが、オンラインショップの再開・いな暮らしさんでの出張販売のことなど、1月の予定が決まり次第ご案内いたします。
2020年は、これまで見えていなかったものが見えてきたような一年でした。
姉に勧められて見た、台湾のIT担当大臣オードリー・タンさんと落合陽一さんの対談番組で、お二人が今年を一文字で表すと「0 (ゼロ)」と「境 (border)」と話されたことがとても印象的でした。
それを自分の今の感覚に引き寄せて、光と闇の境から光の方へ転じていく、そういうイメージを膨らませています。
私にできることは大したことではないけれど、その時々でより良いと思えることを選択し、機嫌よく働いていきたい。そういう姿を、大人の仲間入りをしたばかりの娘たちに、まだまだ見せたいなと思っています。
どうぞお健やかに、よいお年をお迎えください。
これからのこと
この12月は、長いこと考えてきたことを、えいっ ! と行動に移した月でした。
2018年に、店主の体調不良と様々な事情が重なり実店舗を閉じてから、体調を整えながら、新たな場所での店舗の営業再開を頭の中に置いて模索してきましたが、一旦そのことは手放して、 いま私にできる一番よいやり方でお店を続けていこう、いろいろな形でよいお品物をお客様にお届けできればそれでよいと思えるようになりました。
そうと決まればというわけで、気持ちも新たに、仕事場を国立市に移転することになりました。 作業部屋のような小さなひと部屋ですが、私にとっては大きな区切りになります。
太陽の誕生日ともいわれる冬至の日に契約をしてきました。光が増していくイメージでいこうと。
実店舗を閉じたときにブログに書いたこと、「旅するもぐさ」とでもいった気持ちでやっていこう、というところに2年半かけて戻ったわけですね。
これから、いろいろな人や場所と繋がって、企画展示の場を作っていけたらいいなと考えています。
今はまだ漠然としていますけれども、早速ひとつ嬉しいお知らせがあります。 1月から、東京都稲城市の心休まる素敵な古民家カフェ ’いな暮らし’ さんの一角に、百草の庭のお品物を置かせていただく試みが始まります。
広い縁側のある開放的なお部屋の中で、心も身体もほっとするような食事とおやつをいただけるお店です。ともさんと萌さん親娘が、地元にしっかりと根を張り育ててきた場所。私が安心できる場所なので、お店のもの達も安心です。
詳しいことが決まったら、改めてお知らせいたします。
オンラインショップも、お取り扱いの幅を広げて、もっともっと充実させたいです。
少しずつ進めていきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
こんにちは

ご無沙汰しているうちに季節は夏から秋の終わりへ。
我が家の猫は二歳になりました。
久しぶりにブログを書くために’ Word Press’ のソフトを開き、表示されるままに気軽に最新バージョンに更新したら、入力画面がこれまでと全く変わってしまい、今おろおろしながら入力しています。 これはなにかスマホ向けのものなのかな… 自動的に段落分けされてしまうので、今日のところは、仕方なく全文を別に下書きしてコピペしました。
いろいろ書こうと思っていたことも吹っ飛んでしまいました。
なにも考えないで進めよ! ということなのだと受け止めて、また慣れた頃にゆっくりお便りしたいと思います。
mitome tsukasaさんのアクセサリーを近々オンラインショップに掲載する予定です。
また 時々覗いていただけたら嬉しいです。
6月8日
こんばんは。
5月には、お蔭様でたくさんのご注文をいただきました。ありがとうございました。
いつも気に掛けてくださっている皆さまにも御礼をお伝えしたいです。
北から南までいろいろな場所でホームページをご覧いただいていることに励まされました。
今、変わらずに仕事をできることに感謝しています。
心を揺さぶられるようなニュースが続き、なにを書いても誰かを傷つけてしまいそうな不安な気持ちがありますけれども、この困難のあとに、社会になにかよい変化も生まれるはずだ、そうにちがいないという希望も持っています。
私は、この2か月ほど、キース・ジャレットのソロアルバム『The melody at night , with you』を繰り返し聴いていました。特に『Be my love』。メロディーを慈しむような一音一音の美しさ。夜ヘッドホンで聴いていると、ピアノの音が沁みて涙がこぼれてしまう。
いつか聴きたいとメモしてあったアルバムの中の一枚でした。ジャレットが慢性疲労症候群という難病の闘病中にプライベートスタジオで録音し、闘病生活を支えてくれた妻に捧げた演奏だったということを後から知りました。
それから、radikoを最近よく利用するようになって、またラジオが身近なものになって、家事をしながら思いがけず懐かしい曲に再会して聴き入ったりしています。
音楽はいつもまっすぐ私に届きます。
そんなわけで、今は言葉を連ねるよりも、ただ美しい音楽をここに置いておきます。
キース・ジャレットの2002年東京公演のアンコールの一曲目だそうです。
You Tubeでこんな素晴らしい演奏をシェアできるなんて、本当にありがたいことですね。
カメラワークもとてもよいのです。
季節の変わり目、一層お身体を大切にお過ごしください。
おやすみなさい。
佐々木ひとみさんの白鳥のネックレス
こんにちは。
皆さまお元気でお過ごしであればいいなぁと案じています。
佐々木ひとみさんの白鳥のネックレスが届きました。
羽の中にも一粒淡水パールが隠れている美しい作品で、お客様に手に取ってご覧いただきたいなぁとつくづく思います。
未来のこと、また作品に集える日のことを想像しています。
なかなか言葉が出てこないような日々でしたが、5月の新緑から力をもらって、昨日から集中して撮影を進めています。
いま仕事ができることに感謝して、よいお品物を少しでもお客様にお届けできれば幸いです。
本当は、4月の下旬から今日まで、稲城市の古民家食堂「いな暮らし」さんで出張販売を行う予定でしたが、営業自粛要請に伴い延期することになりました。春の出張販売はいつだろうと気にかけてくださっていた方がいらっしゃいましたら、申し訳ありませんでした。
庭に自然食品や古書などの商品を並べたりテイクアウトのお弁当を用意したり、日々工夫して営業を続けられている「いな暮らし」さんのこと、改めてご紹介いたします。
互いを思いやる想像力を働かせて、この困難なときを乗り越えていきたいです。
皆さまのご健康をお祈りしています。
こんにちは。
こんにちは。
またまたご無沙汰してしまいました。
新型コロナウィルスの影響で落ち着かない日々ですが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
いつも通り淡々とお店を開けたり、展示に向けて制作されている方、不安を抱えながら毎日お勤めに行かれる皆さん、休校になった子供達と向き合うお母さん、いろいろな方の頑張りを応援しています。
私はといえば、先日のお便りのあと作品を紹介し始めようと思っていたところに帯状疱疹を発症してしまい、ちょっとさえない3月の始まりでした。症状は軽く済んだ方だと思いますが、日頃からウィルスに負けない免疫力を高めることが大事だなと痛感しました。身体によいおいしいものを食べて、たくさん眠って、笑うこと。
悲しければ泣いてもよいのです。たくさん笑えたらいちばんいいけれど、悲しければ泣くことも身体によい、感情を抑えないことが大切だと聞きました。
実はこの数日は、パソコンのトラブルでメールの送受信もできず、スマホからSNSではお知らせしていたのですが、お問い合わせいただいていた方にはご迷惑をお掛けいたしました。本日、無事に復旧しました。
私のちょっとした不注意からパソコンのアカウントに入れなくなってしまい、真っ青になっていた5日間でした。マイクロソフトの本人認証は非常に厳しいので、プロに依頼してようやく復旧することができました。はぁ..よかった。言葉が通じない異国で、ものすごく親切にされて感動しているような気分です。
3月のはじめには猫の脱走騒動もありました。
アコーディオン型の網戸の隙間から、外に出るつもりもなく出てしまったようで、いつもは甘えん坊なのに、パニックになってしまったか、私が手を差し出しても逃げてしまい、だいぶ手こずりました。5時間ほど経った真夜中に、最後は弟猫の鳴き声に応えて窓から飛び込んで帰ってきてくれました。野良猫時代によく過ごしていた石垣の上の木の根元に長くうずくまっていました。生後3か月くらいの頃のことですが、記憶があるのでしょうか。遠くに行かないで戻ってきてくれて本当によかったです。
そんなこんなで気が付けば3月が半分過ぎてしまいました。
トラブル続きでしたが、これも春のデトックスのようなものだと思って、養生して身の回りを整えて、また歩き出したいと思います。
ニュースを見ていると気持ちが沈みがちですが、人々の知恵でこの困難が終息することを願っています。
日々の暮らしの中では、ユーモアを忘れずにいられたらいいですね。
皆さまどうぞ体調にお気をつけてお過ごしください。
免疫力アップ! していきましょう。
*
さぁ、またきれいなものをご紹介していきたいです。
入荷しているものもありますので、焦らずひとつずつ。
次のお便りでは、4月の出張販売のお知らせをする予定です。
今日の写真は、森田千晶さんの手漉き和紙をガラスにはさんだ蓋がスライドする桐箱です。そのまま立てて影を楽しむのもよいし、箱の中に植物など並べて見え隠れする様子も素敵です。絵葉書もおさまるサイズです。
こちらは現在 オンラインショップからお求めいただけます。
2月21日
昨日から在庫の確認作業をしています。
数の揃っているもの一点だけのもの、新たに納品されたもの、ギャラリーでの展示会の時に買い取ったもの、もっと前に入荷してオンラインショップには掲載していなかったものなどいろいろです。
長いことたくさんの作品を眠らせてしまい、発信もしばらくお休みして停滞してしまいましたが、こうした在庫品があるから、またいつでも動き出せると思えるのだなと感じます。在庫を抱えているというとマイナスに捉えられがちですが、お店にとっていちばんこわいのは、販売するよいお品物がないことなのだと思います。
春には久しぶりに小さな出張販売をしてみようと考えています。一部のものしか持っていけませんが、また、以前にもご覧いただいたものが多いかと思いますが、できるだけ手に取ってご覧いただければ嬉しく思います。詳細が決まりましたらお知らせします。
ご挨拶もせずにブログをお休みしてしまって、失礼いたしました。
カメラを持つのが本当に久しぶりだったので、今日は写真の撮り方を忘れてしまったみたいな変な感じでした。
過去のブログを読み返してみたら、昨年のちょうど今頃の二十四節気の雨水の日に、さぁ動き出そうという感じのことを書いていて、あれー変わっていないと苦笑してしまいましたが、いえいえ、一年前よりはだいぶ元気になっていますから大丈夫です。
それでは、またお便りいたします。
今年もありがとうございました
昨年の暮れに庭にやってきた二匹の仔猫を保護して家族に迎えて一年が経ちました。
我が家の二人の娘は成人しましたが、私はもう一度「小さな子」のお母さんになった気持ちでした。
この一年間、家族みんなが初と千にどれだけ助けられたでしょう。たくさんの笑いと安らぎを運んでくれました。よくうちに来てくれたねといつも語りかけています。
だいぶ前に撮ったものですが好きな写真を選びました。夏でも冬でもいつも寄り添って一緒に眠る仲のよい姉弟猫です。
*
昨年の闘病のための休業以来、まだ体調に不安定なところがあり、新たな作家さんのご紹介やほとんどのご注文はストップしたままなのですが、そんな中でもお馴染みの作家さんから定番の作品が納品され、通販でお客様に喜んでいただけたことは大きな励みでした。
今年は、一歩進んでまた下がってと気持ちも行ったり来たりの一年で、昨年11月に最後の展示会を終えてからもう一年余りが経ったなんて信じられないような気持ちです。公私ともにいろいろな大変なことが重なりましたが、これまでと違う場所に身を置いてみて、謙虚な気持ちになれたことは良かったと思っています。うまく書けませんが、できるだけ機嫌よく働いて暮らしていきたいです。
在庫がありながら撮影することができなかった作品もたくさんあります。長いこと棚で眠らせてしまって作家さんにも申し訳ないですね。1月から気持ちも新たにご紹介していきたいです。お店の再建についてはすべての面で力不足ですが、少しずつまた活動の幅を広げたいと考えています。
通販のご注文のコメント欄などに温かいメッセージを寄せてくださる方も多く、お一人お一人に十分にお返事できませんが、応援してくださるお気持ちをありがたく受け取っています。
今年一年、お店をご利用くださった皆様、近くで遠くでこのブログを読んでくださり、スローペースな活動を見守ってくださった皆様に心から感謝いたします。
ありがとうございました。
どうぞお健やかによいお年をお迎えください。
百草の庭 下田裕美
西山芳浩さんのしのぎ小鉢
こんにちは。
すっかりご無沙汰しているうちに7月になりました。
今年も山形からつやつやのさくらんぼが届き、おいしくいただきました。
さくらんぼの時期はそろそろ終わり、これから桃やすいかが楽しみな夏ですね。
季節の果物を食べられるのは豊かなことだなぁと感じます。
好きな器がそこにあればなおのことです。
西山芳浩さんのしのぎ鉢は、かき氷にも最高です。
輝くガラスの光もごちそうです。
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西山さんの型吹きガラスの作品が久しぶりに入荷しています。
店舗の活動は長いお休み中のため、9月頃には手に取ってご覧いただけるイベントを、と考えて在庫していましたが、やはりしばらくは通信販売に専念して、じっくり力を蓄えようと思い直しました。体調がまだ少し不安定なところもあり、いろいろと遠回りもしてこの数ヵ月が過ぎてしまいましたが、今は心を込めて通信販売を行っていきます。
先日この写真を撮り、よーし明日から撮影するぞーと思った途端に曇天続きです。これだけ湿度が高いと、誰でも身体が重く感じられると思います。ゆっくり深く呼吸して体調に気を付けてまいりましょう。
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昨年の12月に我が家にやってきた仔猫達は、すっかり大きくなりました。
時々じっと窓の外を見ています。草木が揺れる様子を見たり、蝶を目で追ったり、鳥の声を聞いたりしているようです。野良の仔猫を保護したので、うちにいることが幸せであればいいなといつも思っています。安心して眠っている様子をみると、これで良かったんだなという気持ちになります。猫って、ほとんど一日中と言っていいくらいたくさん寝るんです。
初めて迎える夏をどう感じているのかな。猫は寒さに弱く暑さには強いと聞きますが。気温が高くなっても、まだ寄り添って一緒に眠ることの多い、本当に仲良しな姉弟です。たくさん生まれた兄弟の中で生き残った二匹なのかもしれません。
さくらんぼの撮影をしていると、なんだろうと好奇心いっぱいで寄ってきました。
でも、そろりそろりと歩き、ガラス器を割ってしまうようなことは決してありません。器が入っている棚にも触りません。猫を飼うのは初めてのことで、どうなることかと思っていたので、それはとても意外で助かっています。
白い方が男の子の初(はつ)で、キジトラの方が女の子の千(せん)です。しっかりしている千がお姉ちゃん、千がいないとすぐに探しにいく甘えん坊の初が弟ということになっています。
我が家にたくさんの笑いを運んできてくれました。
天気予報は一週間先まで晴れマークはなし。
太陽待ちだった撮影もここらへんで手を打って始めなければいけないようです。
まとめて紹介したいと思っていつも先延ばしになってしまうので、まずは一度、七夕の夜を目標に更新できるようにと思っています。
西山芳浩さんのしのぎ鉢・角小瓶・江戸グラス・八角グラスなどを掲載予定です。