カテゴリー別アーカイブ: 庭の草木

ツワブキの花

「道草マーケット」が終了しました。
5日間、お天気に恵まれ、たくさんの方に足を運んでいただきました。ありがとうございました。
初めての企画展への参加を快く引き受けて下さり、たくさんの作品を寄せて下さったサノアイさん(木工)、TETOTEさん(布小物)、mitome tsukasaさん(金属)にも感謝しています。在廊して下さった日には、いろいろなことを学ばせていただきました。とても心地よく、そして励まされる時間でした。
道草マーケットは、春と秋の年に2回続けていきたいと思っています。
今週から、また通常通り、木・金・土曜日の週3日の営業日にお待ちしています。

今、店の入口の石段の脇には、石蕗(ツワブキ)の花が咲いています。
この斑入りのツワブキ、買ってきたときは、盆栽の寄せ植えに使うような小さな「姫ツワブキ」だったのですが、地植えにしたとたんに大きくなって、ふつうのツワブキになってしまいました。きっと品種改良されたものが、元に戻ってしまったんですね。
「石蕗(ツワブキ)」は、冬を告げる花。 ひんやりした朝の空気の中で、この花を見ていると、冬が近づいたなと感じます。

庭のみかんを収穫し始めました。今年はとても甘くておいしい気がします。
今週来店される方は、おひとつどうぞ。

篠竹の盆ざる 9寸 ¥2,100-

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ナツハゼとみかん

今日は、このまま冬になってしまうのかと思うような寒さですね。
庭の中でいちばん早く紅葉するナツハゼが、冷たい風に吹かれて紅い葉を落としています。
今年の秋は短いなぁ。

その向こう、石垣の上のみかんは、以前ここに住んでいた方が残していってくれたものです。今年はたくさん実をつけています。実をつける年とつけない年と、ぴったり一年おきで、今年は豊作です。

時々お米のとぎ汁を根元にざばっとかけるくらいで、ほとんど肥料はあげていないのに、葉がつやつやして、とても元気。 小さい実の中にぎゅっと凝縮されたような濃い味がするみかんです。

明日から雨が続くようですが、そのあとは晴れて道草日和になりますように。

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キンミズヒキと猫

金水引(キンミズヒキ)の花が、去年よりだいぶ遅れて咲き始めました。
日蔭に咲くタデ科の赤いミズヒキとは、花の形も葉の形も全く異なり、調べてみたら、意外にもキンミズヒキはバラ科の植物でした。

こちらは、のら猫のふわちゃん。子供が小さい頃に名付けました。

キンミズヒキと猫がどういう関係なのかというと。
キンミズヒキが庭の中の少し離れた場所に増えていきます。こぼれ種という距離でもないし、どうしてかなと思っていたのですが、種を運んでいたのは、猫のふわちゃんかもしれないと最近気づいたのです。キンミズヒキは、衣服や動物の毛にくっついて運ばれるような種をつけるからです。

この猫は、とても人なつこくて、すぐに近寄ってきて、ごろんと仰向けになっておなかを見せます。 のら猫とは思えない無防備な姿です。 きっといろいろな家で可愛がられているのでしょう。 私が知っているだけでも、ふわちゃん、サビちゃん、すみれちゃんという3つの名前があります。 いくつ名前を持っているのかな。
のら猫のえさやりをめぐって裁判が起きたりしていますが、ここらは、用をたす茂みがいくらでもあるので、のら猫の住みやすい環境なのだと思います。 駅からの坂道の横の木立の斜面をざざざっとすごいスピードで駆け下りてくることがあって、そんな時は、さすが野性味あふれてたくましいなぁ、と思います。

お店の入口の階段で。 今日は、なかなか素敵にモデルをつとめてくれました。

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ホトトギス

ホトトギスの花が咲き始めました。 花の紫の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることから名前がついたそうです。日蔭でもよく増えて、毎年たくさんの花を咲かせます。この花を見ていると、自然の造形ってすごいなと、いつも思います。

今年の春夏の草木には、今までにはなかった虫の被害があったり、咲かなかった花がいくつもありました。春からの天候不順やこの猛暑で、どうしたらよいものか植物も戸惑っているのだと思います。
厳しい残暑が続いていますが、庭の草木を見ていると、夏から秋へ季節は少しずつ動いていることが分かります。ナツハゼが紅葉し始め、ササリンドウがもうすぐ出番だというようにぐっと丈を伸ばしています。

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白山吹の夏の実

連日、猛暑が続いていて、毎日クーラーに頼ってしまう生活です。昨年までは、一階でクーラーを使うことはほとんどなかったのに。 庭の草木も雨を待っています。 豪雨による災害で大変な思いをされた土地もあれば、恵みの雨を待つ土地もあって、雨の怖さとありがたさについて、それから、これからの地球の環境について、考えさせられます。

今、庭は、キキョウ、トラノオ、ミズヒキなどがぽつぽつと咲いているくらいで、ほとんど緑一色です。そんな庭の中、春に花を咲かせた白山吹(シロヤマブキ)の枝先を見ると、お行儀よく紅い実が並んでいました。季節の営みは途切れることなく続いているんですね。 秋にはこのつやつやの実が真っ黒に熟して、冬の間もほとんど落ちずに残ります。

暑い中、ご来店下さった皆さま、ありがとうございました。
今週から3週間、夏季休業をとらせていただきます。8月19日(木)からまた営業を再開します。ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願い致します。

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桔梗のつぼみ

桔梗(キキョウ)のつぼみは、紙風船のよう。花びらが重ならずにぴたりと合わさっていて、五角形に角ばっているところがなんとも言えず可愛いらしいです。緑から青紫に色を変えながらふくらんでいき、早朝に5枚の花びらに裂けて開花します。
こういうつぼみを持つ花は、他に思い浮かびません。このいっぱいにふくらんだ姿をもっと長く見ていたいと思うのですが、このつぼみは明日にはもう花になっているでしょう。 桔梗の英名は「baloon flower」というそうです。バルーンフラワー。そう名付けた人も、このつぼみに魅かれたんですね。

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ヒメヒオウギ

姫檜扇(ヒメヒオウギ)の小さな花が咲いています。種がたくさんとれるので、庭のあちこちに蒔いていたらずいぶん増えました。
先日、絵手紙を描かれるというお客様と、庭に出てこの花を見ていました。「下の3枚の花びらに濃い色の模様があるんですね」。 絵を描く人の目は細やかです。私もよく見てみました。その斑のある3枚の花びらだけが少し重なり合っています。

コマツナギの葉を添えて、さこうゆうこさんのガラスの花入れ「マメハナ」に入れました。

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ドクダミの花

庭のあちこちに、抜いても抜いても生えてくる困りもののドクダミ。とてもきれいな花なのですけれど。 茎を折る時には独特のにおいがしますが、摘んできて部屋の中で眺めていると、清々しいくらいの白い十字の花です。
子供の頃には、ドクダミは毒を持っている草だと勘違いしていました。実際は、ドクダミは毒草どころか薬草として昔から利用されてきて、10種類の効能があることから、生薬名を「十薬(じゅうやく)」と言うのだそうです。自家製のどくだみ茶や化粧水を作られている方も多いようです。花が咲いている時に摘んだ葉がいちばん効果があるのだとか。私も試してみようかなぁ。

粕谷修朗(かすやのぶあき)さんのマット釉の一輪ざしに入れました。高さ6cmほどの小さなもの。雑草と呼ばれるような花をちょこっと入れるだけで、とても絵になる、出番の多い花入れです。左奥は、粕谷さんのケヤキの灰釉の6寸皿です。

明日は、夏至ですね。
キャンドルナイトを楽しみたいと思います。ろうそくを灯した食卓では、なんとなくいつもとは違う話題になったり、みんなゆっくり食べて食事の時間が長くなるみたいです。
「100万人のキャンドルナイト」HPはこちら

粕谷修朗 一輪ざし ¥840- ・ ケヤキ灰釉6寸皿 ¥2,625-

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ジューンベリー

ジューンベリー(別名 セイヨウザイフリボク)の実が、その名の通り6月になって色づき始め、もうだいぶ熟してきました。ソースにしてヨーグルトやチーズケーキにかけて食べるのが楽しみです。ジャムにするのもよいですが、ごく小さな種があるので、我が家では漉してソースにすることが多いです。毎年、そろそろ収穫しようかと様子を見ているうちに、大半はヒヨドリに食べられてしまいます。今年こそ早めに収穫しなければ!

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夏草のにおい

トリアシショウマが青々と葉を広げ、花を咲かせています。
冬には地上の姿はなにもなかった宿根草のキンミズヒキやトラノオ、サクラタデ、コマツナギ、名前の分からないもの達も、庭には夏草が生い茂り、文字通り「百草(もぐさ)の庭」になる季節です。

先週、宇宙飛行士の野口聡一さんが、5ヶ月半の国際宇宙ステーション滞在を終えて帰還しました。
カザフスタンの草原に着陸した宇宙船ソユーズ。「ハッチが開いた瞬間、土と草のにおいが強烈だった」そうです。昨年、若田光一さんも、帰還の印象を問われて、「ハッチが開いた後、草の香りがシャトルの中に入ってきた時に、優しく地球に迎えられた感じがした」と話されていました。
宇宙からの帰りを迎えた地球の匂いが、草の香りであったことには、じんときます。

この小さな庭でも、緑に近づくと夏草のにおいがしています。

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